At Water's Edge

丁寧に暮らし、汚れを拭くこと。だいたい好きな人のこと。超日記的ブログ

さよならセプテンバー

2017.9.1.Fri - 2017.9.29.Fri

引っ越し作業をしたり、狂ったように掃除をしたり、Mac環境を整えたり、8月にもらった手紙を読み返して、私の健康と丁寧な暮らしを祈って。という文にハッとしたり、料理したりお菓子を作ったり、OBOGと現役生で淡路島1泊旅に行ったり、油絵を描いたり、本を読んだりして過ごした。

 

2017.9.30.Sat

無理だと思っていた同棲の許可が出たので、一緒に住む家をいくつか見学した。夜はパエリアを作って食べた。物足りなくてオイルサーディンの缶ごとチーズ焼きができあがるのを待っている時に、指輪を渡されて、プロポーズされた。私はすっぴんだしお互い寝巻きで笑っちゃったけれど、今まで生きてきた中で一番嬉しかった。元々は恋人の曾祖母の指輪だったそう。100年くらい前のものということか、貴重すぎる…と思った。サイズはぴったりだし、石は私の誕生石だった。セレンディピティ!たまに私が病気になった時は、俺が看病すると言ってくれた。私はこの人の妻になるのだと思った。その後映画を1本観た。見ながら何回かさっきのことを思い出して、結婚するのかぁと思った。幸せすぎるとため息が出るんだなと思った。この人を絶対に幸せにする、と思った。

 

2017.10.5.Thu

23歳最後の日。夕食の後テレビがついている部屋で休憩していたら、カズオ・イシグロノーベル賞をとったとテレビのニュース速報で流れた。また村上春樹じゃないのかと思った。婚約者は私を離さないでのドラマで号泣したと言ったので、とても見たいと思った。久しぶりに婚約者のブログを読んだ。出会ってすぐの頃にも読んだことのあるものだったけれど、全然違った。村上春樹の言っていた私の中の彼の一次情報が積み上がって来たからかなと思った。だから余計に美しくて、寂しいような気持ちになって胸が痛くなった。心の中に他の誰かがいた頃の日記は、やっぱり普通の気持ちでは読めないけれど。今と未来と思い出だけを見ていられたら幸せかもしれないけれど。私にはできないなと思った。胸がぐうぅとなっても知りたいのだ。それくらい好きで好きで仕方がないのだ。私は私で他の誰も知らない思い出をたくさん作るのだ。

「君と新しい人生をつくるの  コピーページにはならない」のだ! - 君と映画 / 大森靖子